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皆さんこんにちは!
松戸市を拠点にマンションや団地などの改修工事、洗浄工事、外構工事、養生などの美装業を行っている
株式会社正栄、更新担当の明日です。
第1回
美装工事とは?新築・改修後の「仕上げ清掃」完全ガイド
「清掃」と一言でいっても、美装業が担う領域はかなり幅広いです。特に建築現場に関わる方なら「美装」「引き渡し清掃」「竣工清掃」「粗清掃」など、似た言葉を聞いたことがあるかもしれません。この記事では、美装工事の基本から、現場で求められる品質、工程の考え方、トラブルを避けるポイントまでを、初めての方にも分かりやすく整理します。
・美装工事=「見た目を整える」だけじゃない
美装工事は、建物の完成や改修の節目に行う“仕上げ”の清掃です。ホコリを取って終わりではなく、素材の表情を整え、引き渡し品質を実現する工程だと考えるとイメージしやすいです。
たとえば新築引き渡し前。建具やガラス、キッチンやユニットバス、床や巾木、照明器具、換気口、収納内部まで、視界に入るもののほとんどが対象になります。ここで「薄い糊残り」「指紋」「微細な粉じん」「養生テープ跡」などが残っていると、施主やテナントは「完成したはずなのに、汚い」と感じます。美装はこの“最後の印象”を担います。
また改修工事の場合は、既存部分との取り合い(境界)が難しいです。新旧の材が混在していると、「落としていい汚れ」と「落とすと傷になる付着物」の見分けが必要になります。美装は単純作業ではなく、素材理解と判断力が品質を左右します。
・似た言葉の違い:粗清掃・竣工清掃・ハウスクリーニング
現場では言葉が混在します。目安としては次の整理が便利です。
・粗清掃(あらせいそう)
工程途中で行う、ゴミ・大きい粉じん・不要材の回収が中心。次工程がやりやすい環境を作る目的が強いです。
・竣工清掃(しゅんこうせいそう)=引き渡し清掃
引き渡し前に行う高品質の清掃。美装工事と同義で使われることも多いです。
・ハウスクリーニング
入居中・退去後など、生活汚れ(油、皮脂、水垢、カビ)を対象にすることが多い領域。美装より「汚れが強い」ケースもあります。
美装業としては、これらの呼び分けを理解した上で、発注者の言葉の意図を確認し、必要な作業範囲(スコープ)を明確化するのが重要です。
・美装工事の主な作業範囲
案件により異なりますが、一般的には次のように分かれます。
1)ガラス・サッシ周り
ガラスの糊残り、指紋、粉じん
サッシ溝の砂・切粉
クリーニング後の拭きムラ対策
2)水回り(キッチン・洗面・浴室・トイレ)
ステンレスのもらいサビ・指紋
コーキング周りの粉・糊
鏡・水栓の白化(軽度)
※工事汚れは落ちるが、素材の傷や初期不良は別問題なので切り分けが必要です。
3)床・建具・収納
フロアの粉じん、足跡、軽い擦れ
建具の養生跡、手垢
収納内部の粉・木屑
4)共用部・外構(案件による)
エントランス床、手すり、エレベーター周り
外部ガラス、庇、サイン周り
※外部は安全管理(高所・脚立・足場)が最優先です。
・品質の正解は「見る人」で変わる
美装工事の難しさは、品質が“数値”になりにくい点です。施工者は「きれいにした」と思っても、施主は「まだ汚い」と感じることがあります。これは、汚れの強さだけでなく、**視線が集まる場所(視認性)**が関係します。
特に印象を左右するのは、
・玄関・エントランスの床
・ガラス(自然光でムラが目立つ)
・キッチン天板(光が反射して指紋が見える)
・トイレ・洗面の陶器(白いほど小汚れが出る)
ここを押さえるだけで「丁寧な美装だな」と感じてもらえる確率が上がります。逆に、細部をどれだけ頑張っても、玄関床に粉が残っていると全体が台無しです。
・工程管理:美装は「最後」だが、最後だけではうまくいかない
美装は基本的に終盤工程ですが、成功の鍵は「前段取り」にあります。たとえば、
・内装職人がまだ出入りしているのに最終清掃を入れてしまう
・養生が剥がれた直後で糊が落ち着いていない
・クロス施工後の粉が舞う状態でガラスを仕上げてしまう
こうなると、二度手間や手戻りが増えます。美装業としては、理想として以下の確認を推奨します。
・重作業(切断・研磨・ボード加工)が終わっているか
・養生撤去のタイミングと責任分界が明確か
・追加工事(手直し)が入る可能性が高い箇所はどこか
・立会い日程と引き渡し日がいつか
これらを事前にすり合わせるだけで、現場はかなり回りやすくなります。
よくあるトラブルと回避策
トラブル1:落ちない汚れを「手抜き」と誤解される
→ 回避策:写真で“施工前後”と“素材の傷”を分けて説明
落ちない理由は「汚れではなく傷」「化学変化」「素材劣化」など様々です。口頭だけだと伝わりにくいので、写真報告は強い武器です。
トラブル2:範囲が曖昧で、追加作業が無限に増える
→ 回避策:見積り段階で作業範囲・対象外・追加条件を明文化
「外部ガラスは別途」「高所は足場の有無で変動」「剥離作業は別作業」など、線引きを文章化します。
トラブル3:強い薬剤で素材を傷める
→ 回避策:素材別の基本を守る(強アルカリ・強酸の乱用を避ける)
美装は“落とす”より“傷めない”の方が難しいケースもあります。テスト清掃(目立たない場所で試す)は必須です。
・美装業の価値は「安心して引き渡せる状態」を作ること
美装工事は、単に見た目を整える作業ではありません。発注者にとっては「施主に見せられる状態」、施主にとっては「気持ちよく使い始められる状態」を作る工程です。だからこそ、現場目線だけでなく、**“見る人の目線”**を理解した作業設計が重要になります。
・まとめ
・美装工事は引き渡し品質を作る“仕上げ工程”
・範囲はガラス・水回り・床・建具など広い
・品質は視認性が高い場所から決まる
・成功は段取り(工程調整・範囲明確化・写真報告)で決まる
次回は、引き渡し直前に効く「見落としがちなチェックポイント」を、現場別に具体化していきます。
次回もお楽しみに!
弊社は松戸市を拠点にマンションや団地などの改修工事、洗浄工事、外構工事、養生などの美装業を行っております。
不明な点は多いかと思います。
株式会社正栄では、お客様へ十分に検討いただけるよう分かりやすく
ご説明いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
