オフィシャルブログ

第2回「美装のプロによる、見落としがち10項目」

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Livedoor Clip
Bookmark this on Yahoo Bookmark
LINEで送る

皆さんこんにちは!

 

松戸市を拠点にマンションや団地などの改修工事、洗浄工事、外構工事、養生などの美装業を行っている

株式会社正栄、更新担当の明日です。

 

 

第2回
現場別チェックリスト:引き渡し前の美装で見落としがちな10ポイント

美装の品質は「見えやすい場所」と「触れやすい場所」で評価されます。どれだけ丁寧に全体を仕上げても、最後の確認で“目立つ一点”が残っていると、評価がガクッと下がるのが美装の世界です。この記事では、現場別に使える考え方と、特に見落としやすい10ポイントをまとめます。チェックリストとしても使えるように、理由と対策もセットで書きます。

 

 

まず前提:チェックは「動線」と「目線」で行う

引き渡し前の確認は、清掃者の目線ではなく、来訪者(施主・テナント・管理会社)の目線で行うのが基本です。おすすめは次の順番です。

1.玄関から入って、正面を見る(第一印象)

2.そのまま歩いて、視線の高さを変える(立つ→しゃがむ→見上げる)

3.最後に“触れる場所”(取っ手・水栓・スイッチ)を見る

これをやるだけで、チェックの精度が上がります。

 

 

見落としがちな10ポイント(理由+対策)
1)ガラスの「拭きムラ」:斜め光で一発アウト

理由:室内照明では見えないムラが、日中の自然光で浮きます。
対策:・仕上げ拭きは乾拭きだけに頼らず、道具を使い分ける(スクイジー+マイクロフ

ァイバー等)

・角・縁は“拭いたつもり”が出やすいので最後に一周確認

 

2)サッシ溝の砂・切粉:歩くとジャリッと鳴る

 

理由:見た目より“音”と“触感”でバレます。

対策:・先に掃除機で吸う→最後に拭く、の順にする

・レールの端(戸当たり側)に溜まりやすいので重点確認

 

3)建具(扉)の上端:覗き込まないと見えないが、見た瞬間に不信感

 

理由:立会いで扉を開けた瞬間、上端の粉が目に入ります。
対策:・“上から下”の順でやる(天井→建具上→面→下)

・収納扉・洗面台扉など、低い位置の扉ほど見落としがち

 

4)巾木(はばき)の際:薄い粉が帯になる

 

理由:床はきれいでも、壁際だけ粉が残って「掃除した感」が消えます。
対策:・床清掃の最後に巾木沿いを一周拭く工程を固定化

・特にクロス仕上げ後は粉が壁際に溜まりやすい

 

5)スイッチ・コンセント周り:触る場所は指紋が目立つ

 

理由:引き渡し当日に“必ず触る”場所。小さな汚れが印象を支配します。
対策:・最終工程で全数拭き

・クロス糊・パテ粉が付着していることが多いので、乾拭きで落ちなければ軽く湿

拭き

 

6)キッチン天板・シンク:反射が強く、拭き筋が出る

 

理由:照明の反射で拭き筋が“線”として残ります。
対策:・ステンレスは“一方向に仕上げる”意識(円を描くと筋が乱れやすい)

・水滴放置は白化の原因なので、仕上げは乾拭きで終える

 

7)水栓金具:水垢より「指紋」が先に見える

 

理由:新品ほどピカピカで、指紋が強調されます。
対策:・仕上げ直前に触らない(触るなら手袋)

・施工後にもう一度触る工程があるなら、最終に金具拭きを入れる

 

8)浴室の鏡・メッキ:微細な白化が残ると“掃除不足感”

 

理由:入居者は鏡を見る頻度が高く、残りが気になります。
対策:・鏡はムラが残りやすいので、角度を変えて確認

・強く擦りすぎると傷が出るので、素材に合う道具で短時間勝負

 

9)照明・換気口:上を見るタイミングで目立つ

 

理由:立会いで説明を聞いているとき、ふと天井を見ることが多いです。
対策:・換気口は“周囲の黒ずみ”より“粉の縁取り”が目立つ

・ダウンライト周りにクロス粉が乗りやすいので、軽い拭き上げを入れる

 

10)玄関床・土間:第一印象の要

 

理由:入った瞬間に目に入る。ここが決まれば全体評価が上がります。
対策:・玄関は最後にもう一回、乾拭きで仕上げる

・外履き・内履きの切り替えを徹底し、足跡を残さない

 

現場別の“クセ”を知る:住宅と店舗・オフィスの違い
住宅(戸建て・マンション)

・収納が多い=扉上端、棚板の粉が残りやすい

・水回りの「指紋」「水滴」が評価を左右しやすい

・施主は細部を見る傾向がある(新居の期待値が高い)

 

店舗・オフィス

・ガラス面積が大きい=ムラが出やすい

・床材が多様(長尺・タイル・石)で仕上げが分かれる

・サイン・什器周りなど“見せ場”があるので、重点箇所を先に決めると効率が上がる

 

チェックの仕組み化:誰がやっても同じ品質へ

引き渡し前の確認は、職人の勘だけに頼ると品質がブレます。おすすめは次の仕組み化です。

・チェック項目を固定化(10〜20項目で十分)

・完了写真を定点で撮る(玄関、キッチン、洗面、ガラスなど)

・最終チェックは“作業者以外”がやる
自分の作業は見落としやすいので、可能なら交代チェックが理想です。

 

 

まとめ

・見落としは「動線」「目線」「触れる場所」に集中する

・ガラスムラ、サッシ溝、建具上端、巾木際、スイッチ周りは鉄板の注意点

・現場別のクセを理解し、チェックを仕組み化すると品質が安定する

次回は、素材別に「落とし方・やってはいけないこと」を、ガラス/ステンレス/タイル/木部/樹脂に分けて解説します。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

弊社は松戸市を拠点にマンションや団地などの改修工事、洗浄工事、外構工事、養生などの美装業を行っております。

不明な点は多いかと思います。

株式会社正栄では、お客様へ十分に検討いただけるよう分かりやすく

ご説明いたしますのでお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

お問い合わせはこちらから!

 

facebook_face.jpg